アコースティックギター録音入門

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ボーカル録音

アコギの録音とは関係ありませんが、ボーカル録音に関して少し書きます。

使うマイクは、やはりコンデンサマイクがオススメです。
細かいニュアンスや表現力を録るのに、ダイナミックマイクより優れています。

ボーカル録音は、基本的にアコースティックギターのマイク録りと同じです。
モニター環境の構築」「インピーダンス」「入力ゲインの調整」「マイク録音」を参考にします。

録音するときはクリップしないように軽くコンプかリミッターをかけます。(入力ゲインの調整参照)
ディレイ、リバーブはかけません。(モニター音にリバーブをかけるときは「モニター環境の構築セッティング」を参照)

その他、ボーカル録音で特に注意することを書きます。

マイクを持ってレコーディングすると「ガサガサ、ゴトゴト・・・」とノイズになりますので、マイクはマイクスタンドに固定します。
コンデンサマイクは専用のショックマウンタを使います。

ポップノイズを防ぐために、ポップガードを必ず使います。
「パ」や「プ」といった発音で息がマイクにかかり、「ボッ」というノイズになることがあります。
これをポップノイズと言います。
ポップノイズはポップガードとマイクの角度で防ぐことができます。
ポップノイズはボーカルと被って録音されますので編集で消すことは難しいです。
十分に注意する必要があります。

歌詞カードを使うときは、必ず譜面台を使います。
手に歌詞カードを持つと「ガサガサ」という紙の擦れる音がノイズになります。
歌詞カードは手で持って歌わないようにしましょう。

もっと言えば、服やアクセサリー類にも気を付けたいです。
「ガサガサ」「ジャラジャラ」というノイズにならないようにしてください。

アコギの録音と同様に密閉型のヘッドホンを使います。
ピッチが取りにくい時は、ヘッドホンの片側の耳だけで聞くと歌いやすくなることがありますので試してください。
そのような人は結構いらっしゃいます。
その時は外した方のヘッドホンから音が漏れますので、手でふさぐなりパンを振るなりしてノイズにならないように工夫してください。

ボーカル録りで大事なのはリズムとピッチです。
モニター次第で、リズムもピッチも、もっと言えばノリも格段に良くなります。
モニター環境の構築は、特に重要です。

最後にマイキングです。
下図のようにマイクとポップガードは2~3cm、ポップガードから口までは10cmぐらい離して歌います。

マイクとの距離は大事です。 距離で音色が変わるからです。
近接効果と言って近づくほど低音域が増します。
囁くようなウィスパーボイスは近づいて、声量のある人は離してと、曲や状況によってマイクとの距離を調整します。

斜め上から狙うとヌケがよくなります。
この方法は、吐く息が正面から当たらない、鼻息が入りにくい(下から狙うと鼻息が入りやすい)のでポップノイズ対策になります。

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